イギリスの解散総選挙…ってなぜEU離脱しない?国民投票の理由は?

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速報でイギリスが議会を解散してEU離脱の信を国民に問うということが発表されました。

日程は6月8日、ここでEU離脱派が勝利すればイギリスはEU離脱することになるのですが・・・ちょっとまって?

この間の世界を巻き込んだ選挙は何だったの?

そうですイギリスは以前EU離脱を問う選挙を行って離脱「YES」派が勝ったわけで、その時には数年後のEU離脱に向けて動くということが決まったはず。にもかかわらず、どうしてもう一度選挙が行われているのか

・・・疑問ですよね。

あの選挙から今日まで何があったのかを解説しましょう

UK

再選挙の理由は?

去年6月に行われた国民投票を振り返るところから始めてみましょう。

先ほども言った通り「YES」派が勝利したあの投票、これは国民投票というものです。

日本では行われたことがないものなのであまりなじみはありませんが、重大な議案を国民一人一人の投票によって直接多数決で決めるという民主主義の根幹のような制度です。日本でも憲法改正の発議があったときは行われますね。

そして、この国民投票の実施を決定したのが議会であるというところがポイントです。

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議会(国会)というものは、いちいち国民投票していたらお金も時間も手間がかかってしまうため、ご存知の通り国民が代表者を選んで国民の意見を彼らに代弁してもらう場です。議会は国民の代わりでしかないので、国民投票を金をかけてやっちゃった場合は国民投票の方が優先されそうなものですよね。

しかし、イギリスの裁判所が、EU離脱の交渉を行うには議会の承認が必要という判断を下しました。そしてこの議会はEU離脱に「NO」派が多かったのです。

当然この議会はEU離脱の交渉を認めません。そうなると日本の国会とやることは同じで、解散総選挙を行うわけです。

事実上の選挙やり直しということになります

bigben

どうしてこんなことに

このような道筋をたどる上で一番重要なのは、裁判所が議会の承認の必要性を認めたことです。

主流の考え方では議会は国民の代表であるが国民の代わりでしかないため、国民投票の決定は議会に優先されるはずです。しかし裁判所はそれを認めませんでした

そうなると、議会は「NO」派ですから、国民のEU離脱「YES」に対する声は握りつぶされることになる可能性もありますよね。下院(衆議院的な)80%が「NO」派ということを考えると、その懸念は大きくなるばかりです。

そして今回の速報で再選挙が確定ということになりました。民主主義発祥の国で民主主義が軽視された、この判断は今後国際的に大きな議論を巻き起こすでしょう。

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