2chで話題の反出生主義を簡単に解説。正論?反論や仏教関連

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2chで話題の反出生主義を簡単に解説。正論?反論や仏教関連

 

girl_question[2]ねえねえ、こないだネット見てたら「反出生主義」って言葉が出てきたんだけどどういうことだろう。

boy03_smile反出生主義は一言でいうと「生まれてくる子供を不幸にしないために、そもそも生まない」って主義だね。じゃあ今から簡単に解説していくよ。

反出生主義

girl03_smileそもそも産まないってことはあれだよね、夫婦二人の時間を大切にするために子供を産まないみたいなものだよね

boy_thinkあー、それが違うんだよ。夫婦二人の~ってやつは「自分の幸福のため」に子供を産まないよね。反出生主義は「生まれてくる子供の幸福のため」に子供を産まないんだ。

girl_question[2]生まないんだったら幸福も何もないんじゃないの?

boy01_laughここがポイントなんだけど、反出生主義の考え方は「生まれることはただ不幸」ってことなんだ。生きていく上ではどうしてもつらいことがあるでしょ。例えどれだけ幸福な人生を送った人でも「死ぬ」と言うとても大きな不幸からは逃れられない。

まれても不幸ならば、子供のために生まない選択をしてやるのが親の務めって考えなんだ。生むのはたとえば親が老後を見てほしいとかの自分勝手な理由なんだって。

girl03_smileあー・・・なんか似たような話を聞いたことがある。仏教の考え方が「この世は苦痛に満ち溢れているから、来世にもっといい世界に生まれ変われるよう修行する」って感じだった。

この世で生きることを不幸だと考えるのは一緒だよね。そして、来世とかいう確かじゃないものにすがらずに現実的な対処ができるあたり、現代版仏教と言った感じかな。

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boy03_smileそうだね、考え方は似てるかもしれない。ここ300年以内でできた考えだから、数千年の歴史を持つ仏教に比べたら新しいと言えるね。そしてこの考えが2chで正論だと取りざたされているんだ。

girl02_angry正論か・・・でもさ、私はその前提がおかしいと思うんだ。つまり、「生まれることはただ不幸」ってとこ。生まれることに不幸はあっても幸福だってあるはずだよ。

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ママが私を生んだのがママの老後のためだとしても、今日こうしてしゃべっていることは幸せだから、やっぱり「生んでくれてありがとう」なんだよ。難しくいうと、-がどれだけ大きいとしても、+が存在する限り合計は-になるとは限らないよ。

 

boy_shockうーん、ママがどうのこうのの後に数学にたとえた話をされても違和感しかないよ。あと前提が変だってことを言っちゃったらおしまいだからなあ・・・「生まれることは不幸だ」っていうことは正しいとして話をしようよ。

girl_thinkそうしたら確かに子供を作るべきじゃないといえるかもしれないなあ・・・マイナスになるとわかってるなら、やらないほうがマシだよね

boy_heartでもやると幸せな気分になることは確かだよ

girl_question[2]ん?

boy_teheいやなんでもない。僕は反出生主義が2chで話題なのはこれが理由なんじゃないかなって思うんだ。

girl_question[2]つまり?

boy01_laugh人生がマイナスという前提があれば無敵の論理の反出生主義は、人生に行き詰った人が集まりやすい2chの風土によく合うんだよ

girl01_laughなるほどなあ

girl_tehe私の反論のところだけど、紙に「いい思い出」と「悪い思い出」を書き出してみたらわかりやすいと思う。え?悪い思い出しかない?そんなあなたは今日から反出生主義者だ!

※諸説あります

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9 Responses to “2chで話題の反出生主義を簡単に解説。正論?反論や仏教関連”

  1. Yorkfield より:

    執筆お疲れ様です。
    大多数の人にとって不愉快な主張、たびたび誹謗中傷の的となるこの思想を、ある程度客観的に紹介していただけたことに感謝いたします。

    その上で、事実に反する文面が見受けられましたので指摘させてください。

    まず反出生主義が
    >>ここ300年以内でできた考え
    との部分です。近年ではエミール・シオラン、デビット・ベネイターらの思想から反出生主義は注目を浴びておりますが、「生まれることが不幸」の発想は紀元前にまでさかのぼります。
    最も有名なのは、古代ギリシャの詩人テオグニスの残した以下の名言ですね。
    『人間にとって、最善のことは生まれないことであり、次善のことは一日も早く死ぬことである。』
    もちろんこれが原点という訳ではなく、類似した思想はその当時、紀元前6~5年あたりから特に珍しいものではありませんでした。
    当時にAntinatalism、反出生主義の語は存在しませんでしたが、根本は全く同じものですから、上記に引用した300年以内にできた考え、というのは誤りです。

    次に、反出生主義の定義についてです。
    当記事では明言されておりませんが、人が生きることを不幸とした場合、幸福より不幸が勝る場合には、反出生主義に正当性が生まれるとの解釈が見受けられます。
    対してこの思想を有名なものとしたデビット・ベネイターの著作Antinatalismでは、人生には不幸なことがあるから生まれない方がよい、という主張が主軸ではありません。

    氏の理論をかいつまんで説明すると、誕生すること(快楽と苦痛が発生すること)と、誕生しないこと(快楽も苦痛も発生しないこと)を対比させた場合、必ず後者の方がよいだろう、というものです。
    すなわち反出生主義においては、幸福と不幸の比率がどのようなものであっても、例え本人が自分の人生に喜びを感じていたとしても、誕生は全て害悪とされるのです。
    不幸の多い人生は不利益だから、ではなく、全ての人・動物にとって自身の誕生は例外なく不利益である、と彼は主張します。

    また些細なことですが、
    >>親が老後を見てほしいとかの自分勝手な理由
    このような親への批判が2ch上で目立つことは事実ですが、これも反出生主義とは関係がありません。あくまで反出生主義は生物の誕生をマイナス価値と捉えるそれだけの思想であり、親のエゴイズム批判は別の問題となります。

    訂正は以上です。
    長文を失礼いたしました。

  2. 通りすがり より:

    反出世異論って妙な説得力がありますよね。
    確かに現代日本に生まれれば苦しみは少なくて済むかもしれませんが、異国で毎日死や苦痛に怯えて生きている人達のことを考えると全否定していいのか悩みます。
    新しい話だと、あの宗教を名乗る自称国家なテロ集団に酷い目に遭わされ亡くなった人達にとって、生きているうちの幸福と不幸はどちらが大きかったのだろうと考えると、間違った理論でもないように思われてくるのですよね。

  3. 通りすがり より:

    ×異論
    ○理論
    でした。

  4. ネズミ より:

    「良いこともある反面、悪いこともある」っていう構図自体がトータルとして苦だと思う。
    「価値」がおしなべて相対的=無常である、ってことは、良いことの方が少ない、より希少で有限で脆弱な要素をより価値がありより良い、としてるだけだから。
    ならばやはり産まないほうが苦は減る。
    産まれてしまってる人たちのために実践的なことを言うと、自殺出来ないなら、原始仏教の世界観とエートス、それに基づく瞑想の修行なんかは有効かもしれない。

  5. ネズミ より:

    ていうかさ、反出生「主義」って言うから話がこじれるんじゃない?
    一般的普遍性を志向する哲学的問題ではなくて、この問題のモチーフはむしろ個人的な実存にかかわる、文学的問題だよね。
    反実仮想のルサンチマンに基づく、いわば趣味の問題だから、反出生「趣味」というべきでは?
    そのうえで、現在の社会を規定してるのもやはり特定の趣味に過ぎない、そのような趣味の多数決による専制的支配は民主的でない、と反論すべきでは?

  6. ネズミ より:

    「人類絶滅」
    「社会・経済の解体」

    要はこの2点に同意できるかどうか。

  7. ネズミ より:

    「社会の恩恵にどっぷり浸かってきたくせに反出生なんて言うのはおかしい/甘えだ」と言う人への反論。
    それが「恩恵」たりえてきたかは一概には言えず、おそらくそう思えてこなかった人達が反出生と言ってるのでその前提無視して頭ごなしに否定するのはずるいです。

    そもそも、「自分で主体的に選び取ってこそ価値は価値たりえるし、そこではじめて責任も生ずる」という前提に同意してもらえるなら、産まれさせられることは絶対的に非主体的なことなのだから、産まれさせられただけの人間にとって自身が出生に加担する日までは何の「恩恵」も「価値」も「責任」もあり得るわけがない。暴力的に与えられ押し付けられ洗脳され選び取らされてきただけ。
    なので上記のような「恩恵受けといて~/育てて・産んでもらっておいて~」式の、価値を前提してそこから演繹的に結論出すような言説は誤りです。

    自殺やリスカする人に「親に貰った身体だろ」と怒っても「いやくれなんて頼んでない、いらなかったのに押し付けられただけ」と返されるのと同様です。
    そうした返答が何故「甘え/屁理屈/言い訳」などと言い得るのか、出来るものなら論証してみせてください。それらの言葉自体が演繹的なものなんですけどね。

    「そんなこと言えるのだって、今お前が生きてるから、産んでもらったからこそだろ」と言うことにどんな意味があるんですか?
    産まれさせられて、その瞬間から絶対的に生きねばならず死なねばならなくなって、その全てが嫌だからこんなこと言ってて、でもだとしたらじゃあこんなこと思い言うためにこそ産まれ生きてるとでも? そんな馬鹿げた話があるかよ。
    産まれなければこんなこと言わずに済んだ。つまり純粋に言いたくて言ってるのでない以上、そのようなメタ反論もナンセンスです。

  8. ととと より:

    んー、何か記事を書くのならもう少し公平な記述をすべきだと思うんだよね。イラストの表情や文書によって一方に誘導する表現は紹介記事としてよろしくない。
    このような紹介記事では主の主観ではなく、説明に留めて判断は読者に委ねる形を選択すべきだと思うよ。

  9. HANG より:

    客観的、冷静さを気取って書こうとしてるみたいだけど、むしろかなり反出生主義に毒されて怯えてるのが伝わってくる

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